募集後、19秒で完売した「みんなの年金」事業は、ネクサスエージェントの根幹事業のひとつです。今回は、新卒で入社し、入社後半年で根幹事業部に配属となり、日々何千万という金額と関わっている高田淳一朗さんに、就活中に考えていたことや、当社を選んだ理由などを聞きました。
プロを目指して力を出し切った後、次のキャリアに挑む。
──就活する前の経歴を教えてください。
幼稚園からサッカーに打ち込み、国立の体育大学へ進学しました。本気でプロを目指し、「大学卒業までにJ3以上からスカウトがなければ、きっぱり諦める」と決めていました。残念ながら、望んでいた結果にはなりませんでしたが、大学4年の最後まで取り組んだので、心残りはありません。ただ、悔しかったのは高校時代に同じゴールキーパーのポジションを自分を含めた3名で争い、私以外の2名ともJ3に行ったことです。そのときは、ジェラシーのような気持ちに襲われ、心が辛かったことを覚えています。
──ご自身の性格をどのように把握し、就活の方向性を決めましたか?
性格はとにかく負けず嫌いです。特に、高校時代のように自分より優れた人間がいると、チャレンジ精神に火がつきます。就活の方向性は、業界や職種は絞らず「その会社で働くことで自分がどうなれるか?」を一番に考えていました。あと、収入も重視していました。母子家庭で兄弟も3人いるため、母親に負担をかけたくありませんでした。大学時代の学費は減免制度を使い、4年間免除でした。部費や家賃などもアルバイトと奨学金から全て自分で払っていました。一生懸命育ててくれた母親への恩返しと、兄弟の進学にもお金がかかるので、「自分の努力次第で入社後すぐに稼ぐことができる」という願いを実現できる会社を探していました。
──ネクサスエージェントを選んだ理由と、入社の決め手を教えてください。
就活エージェント会社経由で、当社を含め5社くらい紹介してもらいました。「みんなと同じことはしたくない」と考えていたので、「ネクサスエージェントの結果を残せば、20代でも課長を目指せる点、さらに役職があがるにつれて若いうちから高収入も得られる点」に強く惹かれました。高みを目指して取り組めそうだと思ったため、サッカーと同じ熱量を注げると感じ、入社を決めました。
──面接のとき、心に残っているエピソードはなんですか?
元プロボクサーの戦略人事部の丸岡部長が3次面接を担当して下さったのですが、冒頭5分くらいで「採用する」と内定をもらった後、熱い想いを伺うことができました。「アスリートとして力を発揮した後、セカンドキャリアを着実に構築する」という内容で、自分と同じ志を持っていることを知り、胸が熱くなったことを覚えています。
入社半年で、何千万を動かす仕事へ。怖さを凌駕する、やりがい。
──入社後、気づいたことやエピソードなどはありますか?
平均年齢が約26歳と、思っていた以上に若い会社で活気があるなと感じました。あとはみんな人格者だということです。今の部署の上司2名は他社でさまざまな経験を積んでネクサスエージェントへ転職した大ベテランで、仕事に対しては厳しい面もありますが、困っているときには「大丈夫か?」と声をかけてくれたり、サポートしてくれたりします。
また上司も、何回か転職経験があるのですが、「入社するとき、若い組織だから“異質な存在として扱われる”ことを覚悟していたけど、みんな優しくてすぐに溶け込めた。今までの会社ではこのようなことはなかった」と言っていたのが印象的でした。
──仕事で、苦労したことなどは?
今は、「みんなの年金」の部署で、投資家から集めたお金で不動産を購入し、利益を分配する「不動産特定共同事業の運営」に携わっています。お陰さまで、募集開始19秒で完売する人気ぶりです。でも、何千万という大金を動かす仕事をしているので、最初のころは怖いと感じていました。もちろん最初は上司が丁寧に教えてくれますし、最終的には経理の部署が担当してくれます。しかし、自分の作成した書類のミスで損失につながることを思うと恐ろしいなと感じることもあります。
──恐怖を乗り越え、今はどんなやりがいを感じていますか?
仕事に慣れ、徐々に恐怖も克服しつつあります。今では契約書なども任せてもらい、主体的に仕事を進められるようになりました。信頼されていると感じられるのは、嬉しいですし、やりがいを感じます。失点が許されないという点では、ゴールキーパーの経験が生きているのかもしれません(笑)。「みんなの年金」はネクサスエージェントの根幹事業のひとつで、そこに加われたことで「日本一の会社になる」という会社のビジョンを、肌で感じられるようになりました。
就活をしているあなたへ。一足先に、社会に出た先輩から一言。
──就活時期に「やっておけば良かった」と思うことはありますか?
実際に働いている社員に連絡をとり、話を聞くのが良いと思います。。私の場合、業界研究や自己分析などをせず、就活エージェントの紹介で1週間に1度程度の面談を受けるやり方で、自分に合った会社に出会うことができました。でも、やはり現場で実際に働いている先輩の生の声に耳を傾けることをオススメします。人事の方からは選考の過程でお話を聞くことができますので、たとえば営業職など異なる部署の方に話を聞いてみると良いでしょう。さまざまな視点から、違った角度のアドバイスをもらえるかも知れません。
──働き始めて感じるネクサスエージェントの魅力とは?
日ごろの頑張りを会社全体で評価する点です。また、称賛の文化も根付いているので、ホテルで盛大に催される“締会”では、成績に応じて表彰されます。社内報などを通じて、普段は日の目を浴びにくい、「事務社員」の活躍も共有されます。あとは、人間性です。仕事にとても貪欲で、結果が全てという考え方の会社ですが、“他人を蹴落として結果を残す”と考える人は、ひとりもいません。“みんなで結果を残そう”と考え、行動する人が多い、人間性や考え方はネクサスエージェントの魅力だと思います。
──最後に、将来のビジョンを教えてください。
35歳で早期リタイアしたいと考えています。生活のためだけに働いたり、時間やお金で制限されたりはしたくはないなと思います。その目標を達成するため、「みんなの年金」事業を育てるとともに、自分自身の市場価値を上げていきます。引退後は、家族のために時間を使ったり、存分に読書したり、海外の自然に触れてみたりしたいです。ただ、昔は完全にリタイアしたいと考えていましたが、今の仕事がとても楽しいので、”セミリタイア”みたいな働き方をしたいなと考え方が変わってきました。