ネクサスエージェントは、社員旅行や運動会といった催しが活発で、違う世代や異なる拠点同士での交流を深めています。今回は、そんな社内のイベントをサポートしている池田佳那子さんに、社内行事を通じて得られる結びつきや、普段の仕事にどのように活かされているかを語ってもらいました。
普段クールな人も、本気になる。全員が全力で挑むから面白い。
──社内行事の魅力は、どのようなところにあると感じますか?
バーベキュー大会や運動会、社員旅行など、当社には社内イベントが多数あります。企画の立案はほとんどが岩田社長で、私はサポート業務を手掛けています。イベントの支援を通じてやりがいを感じるのは、たとえば運動会で、普段はクールなタイプの人が本気で徒競走に挑んでいるなど、全員が全力で取り組み、楽しんでいるのを見たときです。「大人になって、運動会で必死になるなんてダサい」という感覚はゼロで、逆に「一生懸命にやらない方が、カッコ悪い」という社風が根付いていると思いました。そういえば、今度また新しい行事として「文化祭」をすることになりました。お笑いでも劇でも何でも良いので、出し物をして、優勝者には賞金も出ます。年齢も役職も超え、みんなが本気で楽しむことで交流も深まりますし、社内イベントは面白くなります。あと、顔を覚えてもらえるので、普段の業務にも役立っています。
──大変だったことや、工夫したエピソードなどを教えてください。
社員旅行では、130人分の旅行を計画することになりました。人数が多かったので、「部屋割り」を決めるのに少し苦労しました。「どの人同士を同部屋にすれば、満足してもらえるだろうか?」などを調べるため、同期の社員にヒアリングをした記憶があります。大変だった分、みんなが喜んでいるのを見たとき、私も幸せな気持ちになりました。工夫したことでいうと旅行の「実行委員会」を作ったことです。当事者を増やして進めた方が全体の士気が高まることを学生時代に生徒会長をしていた経験から知っていたので、提案しました。
──普段の業務に役立っている点を、教えてください。
現在、経営企画兼営業企画課に所属し、営業のアポイントの数字や、設定された目標などを分析して、より良くなるように提案する仕事をしています。たとえば離脱率が高い場合は「何が原因で、どうすれば解決するか?」などを、データから導き出すのがミッションです。営業リーダーをはじめとした上長の方々に提案をしているのですが、入社1年目の私の意見も真剣に聞いてもらえます。これは、イベントを通じて気心が知れていることや、一生懸命取り組んでいる姿を見てくれているおかげだと思います。成功事例などを共有すると「参考になるよ。ありがとう」と言ってもらえるのが、嬉しいです。営業の達成につながるお手伝いは、やりがいのある仕事です。
最初から「ベンチャー企業」に絞り、早期に始めた就職活動。
──「ベンチャー企業」に狙いを定めた理由は、何でしょうか?
学生時代のアルバイトの影響が大きいですね。飲食店で働いていたのですが、頑張って結果を出せば、裁量権が付与される職場だったのです。毎日決められた業務をこなして、無難に過ごすより、多少プレッシャーがあっても自分を磨くことができ、そこを評価されるような組織や会社で働きたいと考えるようになりました。時間を持て余すよりは、「忙しい」と言いながら働く方が自分に合っているし、頑張れるタイプだと、自己分析をしました。そうなると「大手よりは、ベンチャーだろう」と就職活動の軸にしました。
──ネクサスエージェントを選ばれたきっかけは?
たまたまプライベートの友人が、当社の丸岡人事部長と知り合いで「入社は狭き門だと思うけど、大阪にとても良い不動産の会社があるよ」と、引き合わせてくれたことが、きっかけですね。戦略人事部の丸岡部長は学生だった私の話もしっかりと聞いてくれるような懐の深さというか、人間力の高さを感じて、「この人が所属する会社に入ってみたい」とエントリーしました。さらに、選考フローの途中で、岩田代表の魅力に惹かれたのが、決め手になりました。岩田代表とご飯を食べる「焼肉選考会」というものがあったのですが、こちらに緊張感をいだかせないようなフランクな接し方をしてくれました。
急成長と高い業績を残している会社のトップなのに、学生にも丁寧に接してくれるということは、オンとオフの切り分けが凄い方なのだと感じました。入社後、代表も上司もとても楽しそうに仕事をしている姿を見て、「自分もワクワクしながら仕事をしないと損だな!」と、思っています。ちなみに、多数の社内イベントが開催されていることは、内定後のインターンのときに知りました。
──就職活動中、業界などは決めておられましたか?
当社のことを知ってからは、「ここで働きたい!」という気持ちが強かったので、業界は関係なかったです。入社してから不動産について勉強し、先日無事に宅地建物取引士の資格も取得しました。
同期とのつながりは密接。お互いに助け合い、切磋琢磨できる環境。
──同期同士、仲が良いと聞きましたが、どのような雰囲気でしょうか?
絆が強く、みんな仲が良いと思います。特に、関わりのある部署同士での情報交換では、「この部分をこうしたほうが、改善するのでは?」など、前向きな話をすることが多いです。新卒採用を中心にしている当社なので、たくさんの同期が存在し、気軽に話をできる環境です。あと、シンプルに「負けず嫌い」なタイプが揃っているので、お互いに研鑽しあえるところも、入社して良かったと感じるとこです。「日本一の会社を目指す」という目標に向けて、組織全体も転換期を迎えているような気がします。
──最後に将来の目標や会社に感じていることを教えてください。
個人の短期的な目標としては、役職に付くことです。経営企画に所属しているうえでの目標は、営業の数字をもっと向上させ、より早期の段階から活躍できるようなシステムを構築することです。数字が上がることが、営業の方のモチベーションに直結すると思うので、サポートしたいです。会社には、新卒1年目から裁量を与えてもらっていることを、とても嬉しく思っています。係長や課長といった上長が参加する会議に、部署の代表として新卒のうちから参加させてもらえているのですが、そこで自然と長期的視点を持って物事を捉えることや、思考することができるようになりました。そんな環境で働けることに感謝しています。