本物のドン底を経験したからこその芯の強さ。ハングリー精神を武器に、本気で目指す「日本一」。

大手企業を辞め、ネクサスエージェントの創業期から加わった、岩田勇樹さん。まったくゼロの状態から「みんなの年金」を立ち上げた後、現在は、医師や経営者層に向けた、投資用不動産事業の課長代理として活躍中です。今回は、代表の実の兄でもある岩田さんに、同社や岩田代表の魅力などを伺いました。

立ち上げ期、組織づくりの段階から事業に携わる道を選択。

──ネクサスエージェントで働き始めたきっかけを教えてください。

就活中から、成長企業に興味があったので、昨対比で伸びている会社を探し出し、仮設機材を扱う東証二部企業(当時)に新卒で就職しました。5年勤務した後、当時、東証二部から、東証一部(現・東証プライム)に指定替えで昇格することになり、ランクアップする雰囲気などを味わうことができました。一方で、組織として熟成してきた空気も感じるようになり、自分がやりたいこととの方向性に差異を覚えるようになったのです。そんなとき、会社を創業した弟から声をかけられ、「挑戦できる環境で、成長する実感を味わいたい」と、当社への転職を決めました。

──転職して「良かった」と感じることはありますか?

自分の能力を上げることができたな、と感じますね。というのも、創業期だったので、営業や企画、新規事業の立ち上げや財務に到るまで短期間でタフな経験を積むことができました。たとえば、今は当社の根幹事業のひとつになっている“みんなの年金”も全くゼロの状態から、立ち上げに参画。とにかく、周りに事例がなく、クラウドファンディングで不動産投資用の資金を集めているところは、全国でも当時40社程度でした。ファンドの組成も、金融庁への登録・届出業務も、手探り状態から進めましたね。その間、収益も発生しないので、ベンチャー企業としては厳しい状況の中、何とか2年で申請までこぎつけました。苦労は大きかったですが、今や19秒で即完。感無量です。

──今の業務内容を教えてください。

今は投資用不動産事業で課長代理をしています。元々当社は中古マンションの買い取りから事業が始まっているので、資産価値の高い不動産の仕入れが強み。“みんなの年金”も、利益を生み出しやすい不動産の確保が起点になっています。そうした事業を通じて、お医者様や経営者様といった、高所得層のお客様から「投資用不動産を、現物で購入したい」というニーズがあり、ビジネスにした形ですね。

会社の良さと、兄弟だからこそわかる、岩田代表の魅力。

──会社の魅力を教えてください。

以前の会社との比較になるのですが、年齢に関係なく、若くても経験を積み、早々に能力を上げ、昇進できる環境が魅力的だと感じます。入社時に衝撃的だったのは、部長や課長といった役職がなく、副主任が一番上だったことと、そこから猛スピードで、主任やその上の職位が作られ、1ヶ月単位で組織図が変わっていく様を目の当たりにしたことですね。

急速なスキルアップを可能にしているのが、独自の人材育成手法。ベテランや凄腕の営業が持つ知見やノウハウを共有できる仕組みを構築し、経験が浅い若い社員でも、早々に結果に繋げることができる環境を整えています。私自身、当初は営業手法の開発に携わりました。

──弟である岩田代表について、率直な感想を教えて欲しいです。

凄いと感じるところが、2点あります。まずは「周りを引き付ける力」。本人の努力もありますが、周りから愛されていると感じますね。特に年配の優秀なビジネスパーソンたちを惹きつけ、人を紹介してもらったり、自社の幹部に迎えたりする手腕は尊敬します。もうひとつは、常に前向きなところ。総じて経営は順調ですが、短期的には「単月で厳しい」こともあります。そんなときでも、決して後ろ向きにならず「どうやったら成長できるか」だけを追求するポジティブな姿勢は揺るがないですね。

──高校生のとき、勇樹さんがご家族を支えていたと聞いています。

高校3年生のある日、家に帰ると弟が血を吐いて倒れており、病院に連れていったときのことは、今でも鮮明に覚えています。ちょうどそのころ、母親もガンで苦しみ、父親は失業して非正規で働き、私は大学受験の勉強をしながらアルバイトで稼いで、5人兄弟を支えるという、「ドン底」を味わいました。当時のことを思うと、ビジネスでどんな辛いことがあっても「あれより下はない」という、“ハングリー精神”が生まれましたね。また、思春期は仲良し兄弟では無かった関係でしたが、病気になってからは毎日のようにお見舞いに行っていました。ドン底を味わったからこそ、絆が育まれたと思います。

早期に活躍できる育成方法で、全員が存分に能力を発揮する。

──社員の特徴と、マネジメントで重視していることを教えてください。

新卒採用に軸足を置いているので、若い組織です。大手ではなく、あえてベンチャーの当社に飛び込んできた若手たちなので、自分が選んだ道を、信念を持って進むようなアグレッシブなタイプばかりが集っていると実感します。管理する側の我々としても、「入社して良かった」と思ってもらえるように、人材育成には特に情熱を傾けていますね。

また、プレイングマネージャーとして、メンバーには「お客様から見て、どう思われているか?」を冷静に掴み取る感性を磨いてもらうことに注力しています。営業職はどうしても「自分の売上を伸ばしたい」と、自己中心的になるきらいがありますが、それではダメ。「お客様目線でどうなのか?」を常に考え、言葉遣いや所作、行動のタイミングなどを意識することを伝えていますね。

──どのような方と一緒に働きたいですか。また、社員同士の交流についてもぜひ!

発言が前向きな方ですね。スキルなどは、入社後に身に付けられるので、関係ありません。実際、一緒に働いていて、「ポジティブに行動する人」は、伸びているイメージがあります。社員同士の交流は活発で、一緒に飲みに行って親交を深めることもあれば、社員旅行や運動会といった豊富にある社内行事を通じて、親しくなることもありますね。行事は主に岩田代表の発案です。個人的にはやはり「ハングリー精神」があると、うれしいですね。

──将来のビジョンを教えてください。

来年には約80名の新卒社員が入社してきてくれますが、保護者の中には、ベンチャー企業に不安を感じる方がいらっしゃるかも知れません。そんな懸念を払拭できる組織にするためにも、知名度をもっと上げる必要がある思っています。そのためには、社員全員が活躍し、お客様に喜んでもらうことはもちろん、社会全体から認められる存在になりたいですね。


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